公認会計士・税理士の藤沼です。

2019年の2月に独立したので、TAA健保の任意継続手続きをしました。

TAA健保 =税務会計監査事務所健康保険組合

初めは国民健康保険に加入するつもりでしたが、色々調べたところ、TAA健保の任意継続が良いとの事。

結果、すごくお得でした。

この記事を読むことで、以下の情報が得られます。

  • TAA健保の任意継続手続きのやり方(画像付き)
  • TAA健保のメリットとデメリット
  • 国民健康保険とTAA健保のコスパ比較

【TAA健保】任意継続の方法を解説!【画像付き】

前提として、「前職でTAA健保に加入していたこと」が前提になります。

その上で、公認会計士・税理士の独立時の健康保険として選択できるのは、以下の2つです。

  • 国民健康保険
  • TAA健保

結論部分で、この2つを比較しどちらがどのくらい有利か明示しています。

なお、任意継続の適用は最大で2年間です。
2年を経過すると、強制的に国民健康保険へ切り替えなければなりません。

 

【TAA健保】任意継続の手順

手順はかんたんです。

ただ 初めての方がほとんどかと思うので、すこし煩わしさを感じるかもしれません。

 

① 退職する

退職後に「任意継続」をするのですが、退職時にやるべき事が1つあります。

それは、「任意継続の適用要諦である旨を、人事担当者に伝えておくこと」です。

理由は後述します。

 

② TAA健保の「資格喪失手続き」を完了してもらう

健康保険の適用は、下ような流れです。

退職 → 資格喪失 → 任意継続手続き完了 → 資格継続

つまり「任意継続」という呼称なのですが、いったん「資格喪失」を挟みます。

そして「資格喪失手続き」は、ご自身で完了させるものではなく、「前職の会社」が完了させるものです。

また、前職の会社は「資格喪失手続き」を進めるにあたって、支給済みの健康保険証を回収しなければなりません。

なので、注意ポイントです。

注意1

健康保険証は、退職後速やかに前職の会社に返却しましょう。

返却しなければ、前職の会社も「資格喪失」の手続きを進めることができません。

また、健保を任意継続するためには、1つ重要な条件があります。

注意2

任意継続手続きは、退職日翌日から20日以内に完了させる事。

たとえば、3月31日に退職したとします。

この場合、4月20日までに任意継続手続きを完了させないとダメ、という事です。(20日を過ぎると、二度と申請できません

私は、先述した「健康保険証の返却」が遅れたことで、あやうく20日を超えそうになり焦りました。 お気を付けください。

 

③ 資格喪失手続きが完了した旨を、TAA健保に確認する(電話)

「資格喪失手続き」が完了したかどうかを知るために、TAA健保に電話で確認しましょう。(リンク先に電話番号が載ってます。)

ここで、「任意継続のために資格喪失手続きが完了したか知りたい旨」を聞けば、電話口ですぐに教えてもらえます。

注意3

この電話確認をせず、いきなりTAA健保窓口へ行き、もし「資格喪失手続き」が完了していなかった場合、無駄足となります。 必ず、先に電話で確認しておきましょう。

なお、健康保険証の返却から数日程度で、資格喪失手続きを完了してくれる会社が多いそうです。(TAA健保職員の方のお話。)

もし返却から数日しても資格喪失手続きが完了していない場合、前職の人事担当者に連絡し、すぐに状況を確認しましょう。

 

④ TAA健保の窓口へ行く

資格喪失手続きが完了した旨を確認したら、実際にTAA健保窓口へ行きましょう。(郵送等は不可です。)

先に、持ち物をお知らせします。

  • 健保の初回保険料(現金)
  • 印鑑
  • マイナンバー(後で書類に記入するため)
  • 本人確認書類

以上です。

初回保険料は、先述の「電話確認」の際に教えてもらえるので、メモしておきましょう。

また、被扶養者がいる方はこちらも必要になります。

次に、TAA健保の場所です。

JR山手線「新大久保駅」より徒歩約10分
JR総武線「大久保駅」より徒歩約15分
副都心線「東新宿駅」エレベーター口より徒歩約5分

との事です。

閑静な住宅街の中にあり、一見すると分かりづらいのですが、確実にここにあるのでご安心ください。

TAA健保の場所

この赤いレンガ作りの建物の1Fです。

入るとすぐ受話器がありますが、すぐ電話する前に、置いてある書類に記入をしましょう。

記入が終わったら、受話器から担当部署へ電話をします。(クライアントにお邪魔する時のようなシステム…。)

あとは流れで完了します。

注意という程ではありませんが、私の時は、この手続きに30分近く待たされました。
時間には余裕をもって行きましょう。

以上で「任意継続」の手続きは完了です。

 

【TAA健保】健康保険料の納付方法

保険料の納付は、少し面倒です。

具体的には、「納付日」と「納付方法」に縛りがあるのです。

 

① 納付日

保険料の納付スパンには、「毎月」~「1年間まとめて」まで、いくつかのプランがあります。

毎月の納付は面倒なので「1年分をまとめて」払う方もいますが、仮に1年以内に解約した場合、未経過期間の保険料は返ってこないので注意しましょう。

私はいつ解約しても損しないように、「毎月」を選びました。

この場合、納付日は毎月1日~10日」までの間になります。

注意4

10日を過ぎると、自動的に資格喪失となるので注意!

私は1度、納付を忘れてしまったことがあります。

その際は急いでTAA健保に行き、誓約書を書くことで罪を免れました…。(二度とやりません的な文章を書き、押印しました。)

毎月、忘れずに納付しましょう。

 

② 納付方法

金融機関の窓口でのみ、納付ができます。

金融機関の自動引き落としや、振込などには一切対応していません。

これが本当に面倒なのです…。

注意5

三井住友銀行 or みずほ銀行であれば手数料はゼロですが、その他の金融機関の場合は手数料が1,000円近くかかります。

面倒ですよね…。

しかし、次の項でご紹介する「メリット」が大きいので、多少の面倒は目をつぶっても良いかもしれません。

 

【TAA健保】任意継続のメリットとデメリット

個人的には、メリット>>>デメリット なので、任意継続がおすすめです。

 

メリット

「保険料の安さ」が大きなメリットです。

たとえば私の住んでいる墨田区の場合、TAA健保と国保ではこのくらい安くなりました。

  • 国民健保 最大7~8万円/月
  • TAA健保 最大3.7万円/月

1年間で、40~50万円ほどお得です。

任意継続は最大2年間続きますので、合計80~100万円ほど節約できます。

年収などにもよるので一概に言えませんが、都内在住の公認会計士であれば、ほぼ同じような計算になるはずです。

 

デメリット

先述したように、納付方法と納付日の縛りがわずらわしいです。

私は毎月忘れないよう、カレンダーに印を付けていましたが、それでも1度納付を忘れてしまいました。

 

メリット・デメリットを比較

とは言うものの、合計で80~100万円も節約できるのは大きいです。

金融機関がよほどの遠隔地にない限り、任意継続を選んだ方がお得だと思います。

 

【TAA健保】解約方法

ちなみに、解約方法はとても簡単で、

納付しない

だけで良いそうです。

 

【TAA健保】まとめ:任意継続はお得!

以上、TAA健保のメリット・デメリットと、TAA健保の任意継続方法を解説しました。

前職でTAA健保に加入していて、独立をされる方は、ぜひご参考くださいね。