会計士のバイト探しに最適
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公認会計士・税理士の藤沼です。
2019年に独立開業し、業務の傍らで「アルバイト」をしています。
と、疑問に思う方もいるかもしれませんね。
しかし 実際はむしろ反対で、公認会計士のアルバイトは非常に儲かるのです。
そこで今回は、「公認会計士のアルバイト事情」と「オススメの探し方」をご紹介します。
想定読者
- 公認会計士(または合格者)の方で、アルバイト(非常勤)先を探している方
- 公認会計士のバイトの時給が知りたい方
なお、情報の信頼性を担保するため、私が実際にバイトした際の「給与明細」も公開しています。
>>給与明細の項目にジャンプ
目次
公認会計士のバイトの時給はいくら?

先に結論ですが、
公認会計士のアルバイトの時給は、平均時給 6,500円 です。
1日あたりの就労時間は7~8時間ですので、1日で5万円ほど稼げます。
(これはあくまで平均ですので、上振れ・下振れはあります。)
次に「時給6,500円」の元データを、サクッと紹介します。
情報元とデータ
公認会計士試験に合格すると、公認会計士協会の運営する求人サイト(JICPAキャリアナビ)に登録することができます。
こちらは無償サービスのため掲載数が少ないのですが、バイトの求人は20~30件ヒットしましたので、情報量としては問題ないでしょう。
なお「地域の差」を除外するため、集計では「東京都内でのバイト」に絞りました。↓
都内法人での公認会計士のバイト時給(昇順)
- A法人 時給 8,571円
- B法人 時給 8,214円
- C法人 時給 7,143円
- D法人 時給 7,143円
- E法人 時給 7,000円
- F法人 時給 6,667円
- G法人 時給 6,250円
- H法人 時給 6,143円
- I法人 時給 6,000円
- J法人 時給 5,833円
- K法人 時給 5,714円
- L法人 時給 5,714円
- M法人 時給 5,500円
- N法人 時給 4,667円
都内での求人は、上記の14法人がヒットしました。(抽出日現在)
時給4,667円~8,571円までバラつきがあり、平均すると6,500円/時という結果でした。
なお、公認会計士のバイト先は「監査法人」がほとんどです。一般企業やコンサルでは、あまりバイトを募集していませんでした。
バイトをした方が、「年収」は高いという現実
既にご存じの方もいるかもしれませんが、公認会計士の場合、「正社員」よりも「バイト」の方が年収は高くなります。
たとえば、私が監査法人を辞めた時(会計士歴4年半)の年収は、720万円でした。(ボーナス込み)
一方で、その2年後(今現在)に監査法人でアルバイトを始め、現在の時給は7,200円です。つまり、約2倍です。
仮に同じ時間アルバイトをしていたら、(単純計算で)年収1,400万円ほどになりますね。
社会人歴5~6年の若手が「年収1,400万」って、一般企業ではほぼ実現不可能だと思います。
【深掘り】年収1,000万を稼ぐには、どのくらい働けば良い?
バイトだけで年収1,000万を稼ぐには、どのくらい働けば良いのか?
気になる方もおられると思うので、サクッと計算しました。
かんたんな計算
10,000,000円 ÷ 6,500円/時 = 1,538時間
1,538時間 ÷ 8時間(定時) = 192日
ということで残業なしで192日間働けば、年収1,000万円を達成します。
また、サラリーマンの平均稼働日数は245日です。(参照:マイナビ)
つまり、一般サラリーマンの方よりも53日多く休日が貰えて、かつ残業なしで働いて年収1,000万です。
かなり余裕をもって、年収1,000万を達成できることが分かりますね。
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公認会計士のバイトは、いつからできる?

公認会計士のバイトは、試験に合格さえすればいつでもスタートできます。
一般的には、次のような時期にバイトをします。
公認会計士の(一般的な)バイト時期
- 論文式試験合格後 ~ 大学卒業までの間
- 独立直後 ~ 収入が安定するまで
- (女性の場合)結婚後
大学卒業までの間は、通常は内定した監査法人でアルバイトとして働きます。
※ ただし、この時点での時給は大体2,000円~3,000円が相場になります。(あくまで試験合格者ですからね。)
一般的に、公認会計士(有資格者)としてバイトをするのは、独立時です。(特に決まりはありませんが。)
私もそうですが、独立開業した直後は、なかなか収益が安定しません。
そのため、短期間で稼げるバイトをすることで収入の穴埋めをします。
また、女性の公認会計士の場合は、結婚後にアルバイトに切り替える方がとても多いです。
アルバイトなら責任も軽いですし、家事を優先しスキマ時間で仕事ができるからです。
公認会計士のアルバイトは、こんな人にオススメ

バイトがおすすめなのは、次のような方です。
バイトがおすすめの人
- 独立して間もない(または独立を考えている)公認会計士
- お子さんのいる、ママさん会計士
独立直後の会計士は、ほとんどの方がバイトをします。
独立すると「未来の収入」が不安定になりますから、「今すぐ得られる安定収入」は大きな支えになります。(死活問題)
バイト先の監査法人つながりで、思わぬ仕事をもらえたりしますからね。(筆者の体験談)
そのため、バイトは独立を考えている会計士の方や、独立後の会計士の方にオススメです。
また、「ママさん会計士」の方にもアルバイトはオススメです。
バイトの場合、契約によっては時短勤務が可能ですから、保育園にお子さんを迎えに行くまでの『スキマ時間』でバイトをすることも可能でしょう。
スキマ時間でも十分な給料がもらえるため、かなりお得だと思います。(ただし、監査法人によっては残業をさせる法人もありますので、監査法人選びは慎重に行いましょう。)
公認会計士がバイトをする際の「リスク」のお話

公認会計士がバイトをする場合、次のようなリスクがあります。
リスク
- 国内の景気が悪化した場合、真っ先に契約を切られやすい
- 契約を切られても、文句は言えない
基本的に、アルバイトをすることのデメリットはさほどありません。
ただし、あくまでアルバイトは「非正規」ですので、正社員よりも契約が切られるリスクはあります。
とはいえ 公認会計士へのニーズはとても多いので、いくらでも転職先はありますけどね。
どんなバイト先があるのか? 興味のある方は、一度エージェントに登録してみると良いですよ。
時期によっては、超高単価なバイト求人も出てきますからね。
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【公開】私のバイトの給与明細【高時給】

こちらが、私(公認会計士)がバイトした際の給与明細です。
(小さくてごめんなさい。拡大すると見やすいです。)
非常勤のため「出勤日数」は表示されませんが、これは実際に5日間働いた時の給与明細です。
(時給@7,200円 × 7時間 × 5日=252,000円)
※ 私の契約している会社は、法人の意向で「雇用契約」になっており、所得税も引かれています。(通常は「業務委託契約」になります。)
また、私の契約している会社では「お昼代」として、1日あたり1,200円が追加支給されます。
税引後でも、1日で45,000円稼げていますね。
なお、仮に残業なしで20日間働いた場合、1ヶ月の手取りは900,000円です。
手取りでこれは凄いですよね。
BIG4のシニアマネージャー ~ 若手パートナークラスの給料ですから。(しかも残業なし)
すでに結論は出ていますが、正社員を辞めた方が年収は上がります。
では最後に、『公認会計士のバイトの探し方』をご紹介します。
私が高単価の求人を探した手法もお話しますね。
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公認会計士のバイトの探し方【3パターン】

ここからは、現公認会計士(または合格者)の方向けの内容です。
バイトの探し方としては、次の3パターンです。
バイトの探し方
- JICPAキャリアナビで探す
- 周りの会計士に紹介してもらう
- エージェントで探す(オススメ)
先述した「JICPAキャリアナビ」は、公認会計士試験合格者であれば、誰でも使うことができます。
しかし、掲載数が少ないというデメリットがあります。
そのため、良い求人も少ないです。(CPA協会が非営利目的で掲載しているので、仕方ありません。)
周りにバイトをしている公認会計士の知り合いがいる方は、紹介してもらうのも良いでしょう。
内情を事前に聞けますから、契約後に「なんか会社の雰囲気が悪いな…」なんてこともなくなります。
ただし、アルバイトをしている会計士の知人がいない方には、実践できない方法です。
私もバイト先を探す際に利用しましたが、この方法が最も効率的でした。
掲載数が非常に多いため、選び放題です。(もちろん無料)
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求人は、良いものから無くなります。
ご利用はお早めに。
まとめ:公認会計士の職業選択はかなり自由

まとめです。
公認会計士のアルバイトまとめ
- 公認会計士のバイト時給は、平均6,500円
- 探し方は、エージェントを利用するのがオススメ
エージェントを使うと、時給8,000円、9,000円という求人もわりと見つかります。
私は「ジャスネットキャリア」というエージェントから、高額求人を紹介してもらいました。
時給が1,000円も違うと、日当換算で8,000円も違います。けっこう大きいですね。
特に『時給の高い求人』は、すぐ満員になってしまいます。
そのため「今バイトをしたい訳ではない」という方も、これを機に先に登録しておくのがオススメです。
利用しない事による機会損失は大きいですからね。