公認会計士・税理士の藤沼です。

EYを退職し、FAS系コンサルに転職しました。

今回は、私が転職時に利用していた「マイナビ会計士」の評判・口コミをご紹介します。

結論からいえば、会計士の方は必ず利用すべき転職エージェント でした。

ではまず、エージェントの概要から見てみましょう。

この記事を書いた人

藤沼 寛夫

藤沼 寛夫

35歳
公認会計士・税理士

2014年  2月 EY新日本監査法人 入社
2018年  7月 FAS系コンサル事務所 入社
2019年10月 藤沼会計事務所 開業
2020年  4月 税理士登録

マイナビ会計士とは?

マイナビ会計士とは?

マイナビ会計士は、唯一「公認会計士」を専門としている転職エージェントです。

「会計系」に強みをもつ転職エージェントは全4社ありますが、このうち「公認会計士に特化」しているのはマイナビ会計士だけです。

簡単に、マイナビ会計士の特徴をご紹介します。

 

① 求人数

会計系エージェント大手4社のうち、「会計士向けの求人数」では マイナビ会計士 が群を抜いています。

 会計系エージェント「求人数」比較(2021年現在)

  • マイナビ会計士     :3,195件
  • レックスアドバイザーズ :1,254件
  • ジャスネットキャリア  :   923件
  • MS-Japan        :   875件

※ 各社HPより、「会計士向け」の求人に限定して抽出しています。

マイナビ会計士を利用することで、求人の大部分をカバーできますから、会計士の方は必ず登録すべきエージェントだと思います。

 

② 公認会計士専門

転職エージェントは数多くありますが、会計士専門のエージェントはマイナビ会計士だけです。

そのため、マイナビ会計士は「監査法人からの転職先」や「会計士業界独自のスキル」に精通している、などの特徴があります。

私自身もマイナビ会計士を利用していましたが、各コンサルタントの業界知識が豊富で、まるで同業者と話しているような感覚でした。

※ 具体例は後述しています。

 

③ その他概要

運営会社株式会社マイナビ
設立1973年
所在地東京(京橋)
利用料無料
初回面談Zoom(または電話)
キャリアカウンセリングあり
添削サービスあり
面接対策サービスあり
条件交渉サービスあり

人材紹介大手「マイナビ」の運営するマイナビ会計士は、会計系エージェント4社の中でも、最大手の転職エージェントです。

 

マイナビ会計士の評判・口コミ

マイナビ会計士の評判・口コミ

私以外の利用者の声を、まとめて掲載します。

なお ここでの評判・口コミは、クラウドソーシングサービスLancersより募集し、独自に収集したものを掲載しています。

 

①【求人数が非常に多い】

公認会計士Nん

Nさん

  • 年齢  :32歳(転職時)
  • 保有資格:公認会計士
  • 転職先 :大手監査法人 → 上場経理
  • 評価  :(5.0)

「 複数の転職エージェントに登録したが、他のエージェントはそもそも求人数が少なく、納得のいく求人が提供されないこともあった。
しかし、マイナビ会計士は求人数がとても多く、数多くの選択肢の中から納得のいく求人を選ぶことができた。
求人数に明らかな差があるため、マイナビを利用していない人は不利になると感じた。 」

 

②【各求人の情報が濃い】

公認会計士Kさん

Kさん

  • 年齢  :29歳(転職時)
  • 保有資格:公認会計士
  • 転職先 :大手監査法人 → FASコンサル
  • 評価  :(5.0)

「 初めての転職であったため、各求人をじっくりと吟味し、慎重に検討したいと思っていた。
他のエージェントでは求人自体は提供してくれるものの、詳細がイマイチ分からない。そもそも会計士業界への理解が浅いためか、答えられないのだと思う。
一方、マイナビ会計士は各担当者が我々の業界をよく研究しているようで、求人の詳細情報がとても濃かった。
入社前に企業のイメージを掴むことができたため、納得感のある転職ができ、入社後もギャップなく働くことができている。 」

 

③【キャリア相談が魅力的】

公認会計士Tさん

Tさん

  • 年齢  :33歳(転職時)
  • 保有資格:公認会計士
  • 転職先 :大手監査法人 → 会計事務所
  • 評価  :(4.5)

「 私は独立志向があったため、「独立するためにはどのような経験が必要になるのか?」といった実務的な情報に期待を寄せていた。
他のエージェントは、「転職」に関する情報を有していたとしても、「独立」に関する情報には疎い傾向にあった。
しかし、マイナビ会計士では転職後に独立した会計士ともコンタクトがあるようで、具体的なキャリアプランを多岐にわたって紹介してくれた。
マイナビ会計士には、会計士特有のキャリアプランが提供される点に大きなメリットを感じた。 」

 

④【条件交渉により、好待遇で採用された】

公認会計士Sさん

Sさん

  • 年齢  :34歳(転職時)
  • 保有資格:公認会計士試験合格者
  • 転職先 :大手監査法人 → 中小監査法人
  • 評価  :(5.0)

「 他のエージェントと併用し、計3社から内定を獲得した。
どの企業に入社するか検討していたところ、マイナビ会計士の担当者なら「年収アップの交渉」ができると聞いた。
正直期待をしていなかったが、初めに提示された年俸額よりも10%も高い報酬を提示された。
他のエージェントではそのような強気の交渉をしてもらえなかったが、マイナビ会計士は最大手エージェントということもあり、企業に対する交渉力の強さが伺えた。 」

 

⑤【担当者が誠実であった】

公認会計士Hさん

Hさん

  • 年齢  :31歳(転職時)
  • 保有資格:公認会計士
  • 転職先 :大手監査法人 → 会計事務所
  • 評価  :(5.0)

「 転職活動では、「いかに失敗しないか」を考えて活動していた。そのため、求人をもらった際は「その企業の悪い部分」を積極的に聞くようにしていた。
この点 他の転職エージェントでは、企業の悪い情報をあまり話さない傾向にあり、担当者によっては「悪い部分は無い」とまで言い切る担当者もいた。(無いわけがないはず)
しかし、マイナビ会計士の担当者は「求人の良い部分と悪い部分」を積極的に開示されており、終始誠実さを感じた。 」

 

私がマイナビ会計士を利用した感想

私がマイナビ会計士を利用した感想

私自身も、マイナビ会計士を利用して転職しました。

計20社ほどの転職エージェントを利用したので、他社との比較を踏まえ、実際に利用した感想を述べます。

 

① 優秀なコンサルタントが多い(平均レベルが高い)

マイナビ会計士を利用した感想① 優秀なコンサルタントが多い

エージェント登録後は、キャリアコンサルタントにキャリア相談を行い、企業担当コンサルタントから求人を入手します。

多くの担当者と接する機会がありましたが、マイナビ会計士のコンサルタントは、優秀な担当者が非常に多いと感じました。

他のエージェントでは、特定の企業の知識は深くても「競合他社」「市場動向」については聞いても分からない方がほとんどでした。

しかし、マイナビ会計士の担当者は(ほぼ全員が)熟知しており、まるで会計士と話しているような感覚でした。

担当者の知識レベルは、間違いなくトップレベルであると感じました。

 

② 企業への交渉力が強い

マイナビ会計士を利用した感想② 企業への交渉力が強い

評判・口コミにもありましたが、私も「企業への交渉力」という点で大きな恩恵を受けました。

 交渉力の強さを感じた場面

  • 当初提示額よりも、年俸が約70万円上がった
  • 入社時期を半年伸ばしてもらえた(通常は2~3週間)

事前に年俸を知った上で採用面接を受けたのですが、内定後に転職先を悩んでいたところ、年収交渉を打診されました。

他の転職エージェントでは、入社時期の交渉はして頂けたものの、年収交渉まではご提案頂けませんでした。(たまたまかも知れませんが)

交渉力の強さは、大手エージェントだからこそのメリットだと感じます。

 

③ 求人の種類が豊富

会計士向け求人と会計系求人

私が最もメリットを感じたのは、取り扱っている求人の「種類」がとても幅広い点でした。

会計系に強いエージェントはマイナビ会計士以外にも3社ありますが、取り扱う職種がすべて「会計系」に限定されています。

一方で、マイナビ会計士では会計系求人のほか、ファイナンス・戦略コンサル・官公庁求人など、会計系から少し遠い職種の求人も取り扱われていました。

私は「転職で失敗したくない」という気持ちが強かったため、多くの選択肢から選ぶことができた点は、自分にとって大きなメリットになりました。

 

マイナビ会計士を利用するメリット

マイナビ会計士を利用するメリット

マイナビ会計士を利用するメリットは、大きく3つあります。

 マイナビ会計士を利用するメリット

  1. 会計士向けの求人を網羅できる
  2. 会計士業界について、最も精通している
  3. 他のエージェントよりもサポートが多い

 

① 会計士向けの求人を網羅できる

マイナビ会計士を利用するメリット①① 会計士向けの求人を網羅できる

他のエージェントを利用した場合、どうしても「拾い漏れる求人」が出てきてしまいます。

転職先選びで失敗しないためにも、「より多くの選択肢の中から選ぶ」というプロセスは重要です。

マイナビ会計士の求人数は、全エージェントの中でも最多ですから、「求人の拾い漏れ」というリスクを回避できるでしょう。

利用しなければ損をしてしまうため、よほどの理由がない限り(会計士の方であれば)利用すべきエージェントだと思います。

 

② 会計士業界について、最も精通している

マイナビ会計士を利用するメリット②会計士業界について、最も精通している

先述のとおり、マイナビ会計士は唯一会計士に特化している転職エージェントです。

他の方の評判・口コミにもありましたが、各アドバイザーが非常によく勉強されているようで、会計士業界への知識レベルは最も高いと感じました。

他のエージェントを利用した際は、
「専門用語を使っているわりに、内容を理解していない」
「そもそも監査が何かを知らない」
という担当者に当たったことがありました。

当然、そのような担当者から紹介される求人は、質問をしても内情がよく分かりません。(正直言ってしまうと、時間のムダ…と感じた事もあります)

マイナビ会計士のアドバイザーは、平均的に知識レベルが高いため、このような失敗を回避することができます。

 

③ 他のエージェントよりもサポートが多い

マイナビ会計士を利用するメリット③③ 他のエージェントよりもサポートが多い

大手ならではのメリットですが、「サポート体制」が他のエージェントよりもハイレベルです。

たとえば、次のような点で優位性がありました。

  • 求人に応募した際、「面接で質問される事項」を事前に教えてもらえた
  • 「職務経歴書を書く時間がない」と伝えたところ、担当者が書きあげてくれた

他のエージェントよりもナレッジの蓄積が多いため、「面接時の質問事項」を教えてもらうことができます。

また、あわせて「面接担当者の性格・人柄」「過去に内定を得た人の回答」も教えてもらえます。

予め質問と回答例が分かっているため、面接の難易度を大きく下げることができます。

また、転職活動は 書類作成(職務経歴書・ESの作成)が一番面倒です。

そこで私は、(本当はダメなのかもしれませんが)職務経歴書・ESを担当者に書いてもらいました。

自分で作ると1時間ほどかかるので、これを代筆してもらえたことは大きなメリットでした。

面接~内定までの面倒事をショートカットできる点も、マイナビ会計士を利用する大きなメリットです。

 

マイナビ会計士を利用するデメリット

マイナビ会計士を利用するデメリット

マイナビ会計士には、次のようなデメリットがあります。

  • 公認会計士しか利用できない
  • USCPA向けの求人が少ない
  • ハズレの担当者に当たる可能性

 

① 公認会計士しか利用できない。

マイナビ会計士は、「会計士専門」の転職エージェントです。

そのため、会計士以外の方は利用することができません。

 

② USCPA向けの求人が少ない

USCPA(米国公認会計士)の方もマイナビ会計士を利用できるのですが、求人数がとても少ないです。

USCPA向けの求人が少ない

↑ 「152件」と かなり少ないです。

理由は分かりませんが、マイナビ会計士ではUSCPAの求人にあまり力を入れていないようです。

USCPAの方の場合は、USCPA向けの求人数の多い「レックスアドバイザーズ」がオススメです。

 

③ ハズレの担当者に当たる可能性

マイナビ会計士は、求人数が多く、担当者の知識が豊富である(会計士業界に精通している)という特徴があります。

しかし、(どのエージェントも同じですが)担当者ごとに能力にバラツキがあるため、相性のよくない担当者に当たってしまう可能性はあります。

こちらの要望をうまく汲み取って貰わなければ、適した求人が紹介されません。

このようなリスクを回避するため、2~3社のエージェントを利用するのが一般的です。

 

公認会計士なら、必ず登録すべきエージェント

会計士にオススメ転職エージェント Top 3

No.1 マイナビ会計士
会計士専門エージェント。会計士なら登録必須
No.2 Rexアドバイザーズ
「会計系専門」のエージェント。
複数のエージェントを利用するならオススメ
No.3 ジャスネットキャリア
「士業特化」のエージェント。
会計系にも強く、保険的位置づけのエージェント

私は「失敗したくない」という想いから、転職エージェントを20社ほど利用していました。

転職活動が終わってみると、結局のところ転職エージェントは マイナビ会計士+α 程度で良かった、と感じました。

質の低いエージェントもいくつか利用しましたが、時間だけでなく精神的にも浪費してしまい、やや非効率でした。

もし転職エージェント選びで迷っているのなら、マイナビ会計士1択です。