公認会計士・税理士の藤沼です。

転職を考えている会計士にとって、「転職エージェント選び」は悩みどころです。

そこで今回は、会計士専門の求人サイト JICPA Career Navi の評判・口コミを紹介します。

実際に私も利用しましたので、その感想も踏まえて、利用者目線でお話したいと思います。

全転職サイトの比較表も公開していますので、ご参考ください。

JICPA Career Naviの総合評価
  1. 求人数     : (2/10)
  2. 情報の詳細度  : (1/10)
  3. サポート力   : (評価なし)
  4. 対応のスピード : (評価なし)
  5. 評判・口コミ  : (評価なし)
  6. 総合評価    : (1/10) 

(参考:当サイトの評価基準

「会計士に強い」転職エージェント

1位 マイナビ会計士
公式HP:https://cpa.mynavi.jp/
「公認会計士」なら登録必須。求人数もNo.1。


2位 レックスアドバイザーズ
公式HP:https://career-adv.jp/
「会計系」最大手エージェント。


3位 ジャスネットキャリア
公式HP:https://career.jusnet.co.jp/
保険として活用するとGood。


※ 詳細は おすすめの転職エージェント にて解説

この記事を書いた人

藤沼 寛夫

藤沼 寛夫

35歳
公認会計士・税理士

2014年 2月 EY新日本監査法人 入社
2018年 7月 FAS系コンサル会社 入社
2019年10月 藤沼会計事務所 開業

中小企業様向けに、M&A / 監査 / AUP 等のサービスを提供しています。

 

JICPA Career Naviとは?

JICPA Career Naviは、日本公認会計士協会無料職業紹介所(キャリアセンター) が運営する求人情報サイトです。

「転職エージェント」ではないため、エージェントサービスを受けることはできず、自ら求人を探して応募することになります。

また、求人への応募をするには「公認会計士研修登録番号」が必要となることから、利用者は「公認会計士」及び「公認会計士試験合格者」のみに限定されています。

 

JICPA Career Naviの求人数

JICPA Career Naviの求人数

実際に、JICPA Career Naviを使用し、求人数を調べてみました。

JICPA Career Naviの保有する求人数

  • 東京  :112件(17位)
  • 東京以外: 76件(13位)
  • 合計  :188件(17位)

(2022年4月1日現在のデータ)

カッコ内は、全ての会計系転職サイト・会計系転職エージェントと比較した際の「求人数の順位」です。

また、求人の内訳は次のとおりです。

188件(12位)
職種求人件数
経理   – 事業会社42件(17位)
内部監査 – 事業会社0件(20位)
経営企画 – 事業会社0件(20位)
FAS コンサル4件(16位)
会計事務所・税理士法人3件(18位)
監査法人139件(5位)
金融・ファンド0件(20位)
その他0件(20位)

抽出対象:JICPA求人検索システム
(2022年4月1日現在のデータ)

結論からいえば、JICPA Career Naviが保有する求人数はかなり少なめです。

監査法人の求人数は多く見えますが、同一の監査法人による複数の求人がカウントされているため、実態はもう少し少なめです。

会計士が転職する際、積極的に利用する必要はないでしょう。

ただし、利用するメリットもあります。

 

その他の転職エージェントと求人数を比較

会計系転職エージェントの有する求人数のうち、「公認会計士向け求人」の数をカウントし、一覧にまとめてみました。

他の転職エージェントと比較する際は、こちらも参考にしてみて下さい。

全転職エージェントの「会計士向け求人数」比較表

名称 / 求人数全国
マイナビ会計士4,005件
REXアドバイザーズ1,476件
ジャスネット949件
MS-JAPAN936件
人材ドラフト581件
TACキャリア515件
経理転職.com453件
アカナビ197件
JICPAキャリアナビ188件
アビタス180件
ワイズアライアンス169件
HUPRO165件
経理転職ナビ134件
SACT93件
会計求人プラス42件
SYNCA10件
大原キャリアナビ1件
マイナビ税理士0件
経理エージェント0件
VRPパートナーズ0件
PCP非公開

(2022年4月1日現在のデータ)

※ 名称をタップすると、各転職エージェントの評判・口コミ記事に飛びます。

全転職エージェント中、「会計士向け」の求人数は9番目に多い結果となりました。

他のエージェントとの相対的な比較においても、やはりJICPA Career Naviの求人数は少ないと言えます。

 

JICPA Career NAVIを利用するメリット

JICPA Career NAVIを利用するメリット

JICPA Career Naviを利用するメリットは、大きく3つあります。

JICPA Career Naviを利用するメリット

  • 官公庁向けの求人がある
  • 構成員内訳・男女比が分かる
  • 業務の割合が分かる(監査・非監査)

それぞれ解説します。

 

① 官公庁向けの求人がある

JICPA Career Naviには官公庁の求人がある

上記は、実際の求人検索結果画面です。

  • 財務省(関東・東海)
  • 東京国税局
  • 外務省

などなど、通常の転職エージェントでは中々みられない官公庁の求人が存在します。

これは日本公認会計士協会ならではの求人案件と言えるでしょう。

 

② 構成員内訳・男女比が分かる

JICPA Career Naviになら男女比が分かる

JICPA Career Naviの求人には、必ず、会計士の割合や男女比率などが細かく記載されています。

「男女比率」を軽視される方が多いですが、特にワークライフバランスを気にされる方は、重要な指標です。

なぜなら、女性比率の高い職場はワークライフバランスも整いやすい傾向にあるからです。(参照:【会計士向け】ワークライフバランスを取り戻せる転職先と探し方

また、女性にとっても同性職員の多さは気になると思います。

意外と「男女比」を載せている転職エージェントは少ないため、これもJICPA Career Naviを利用するメリットの1つです。

 

③ 業務の割合が分かる(監査・非監査)

JICPA Career Naviなら、業務内容がイメージしやすい

特に、監査法人への転職時に役立つのが「業務の割合」です。

たとえば、FASも同時に経験するために「中小監査法人」への転職を考えた時、「どの程度FASに関与できるのか」は気にしなければなりません。

JICPA Career Naviの求人には、これら業務の割合も表示されているため参考になります。(もちろん目安ですが)

また、クライアント数やクライアントの内訳も知ることで、「自分がどのようなチームに配属される可能性があるのか」を予測することができます。

こちらも「求人票」の段階で掲載している転職エージェントは少ないため、JICPA Career Naviを利用する際のメリットになるでしょう。

 

JICPA Career NAVIを利用する際の注意点

JICPA Career NAVIを利用する際の注意点

JICPA Career Naviを利用する際は、次の2点に注意が必要です。

JICPA Career Naviを利用する際の注意点

  • 応募してみないと組織の雰囲気が分からない
  • 他の転職エージェントと求人が被る

それぞれ解説します。

 

① 応募してみないと組織の雰囲気が分からない

JICPA Career Naviは、求人サイトです。

求人票にはある程度組織情報が記載されているものの、

  • 実際にどんな人が働いているのか?
  • 残業はどの程度なのか?

など、組織の定性的な情報は実際に応募し、面接を受けなければ分かりません。

この点「転職エージェント」であれば、担当コンサルタントが雰囲気などもリサーチしている為、応募前に知ることができます。

そのため、JICPA Career Naviからの転職活動は、時間をムダにしてしまう可能性があります。

 

② 他の転職エージェントと求人が被る

JICPA Career Naviは、実は他の転職エージェントと提携しています。(下記参照)

JICPA Career Naviは他の転職エージェントと求人が被る

そもそも、JICPA Career Naviは「公認会計士協会」が無償で運営しているため、マンパワーに限界があります。

そのため、他のエージェントの利用を促すことで、間接的に会計士の転職を支援しているようです。

つまり、(例外もあるかもしれませんが)JICPA Career Naviにある求人は、他の転職エージェントにもある、ということになります。

手軽に求人を検索できるメリットはありますが、実際に応募する際には、他の転職エージェントから応募した方がメリットは大きいでしょう。

 

JICPA Career Naviを実際に利用した感想

JICPA Career Naviを実際に利用した感想

私自身も、JICPA Career Naviを利用した経験があります。

私の場合は、独立後に非常勤職員として働ける監査法人を探した際、JICPA Career Naviから応募して面接に行きました。

応募まではかなりスムーズに進みますが、実際に面接を受けてしまうと、「内定を断りづらい」と感じました。

通常の転職エージェントであれば、内定後に事態をしたい場合、エージェントに代理で断ってもらうことができます。

しかし、JICPA Career Navi経由での応募をすると全て自分で行わなければならず、内定辞退にやや後ろめたさがありました。

特に、監査法人出身の会計士であれば、(現状は売り手市場なので)ほぼ内定は出ます。

やはり 応募するなら転職エージェント経由のほうが良いな…と感じました。

 

JICPA Career Naviの利用を考えている人にオススメの転職エージェント

JICPA Career Naviの利用を考えている人にオススメの転職エージェント

会計士にオススメの転職エージェント(上位3社)は、次のとおりです。

ランキング総合評価強み
1位 マイナビ会計士10/10会計士の求人数No.1
2位 Rexアドバイザーズ10/10会計業界では最大手
3位 ジャスネット9/10士業に特化

会計士ならマイナビ会計士 が最もオススメです。

なぜなら、唯一の会計士専門大手エージェントであり、会計士向けの求人数がNo.1だからです。

会計士にオススメの転職エージェントについては、次の記事でランキングを紹介しています。

私自身もマイナビ会計士を使って転職をしましたが、サービスが素晴らしかったので非常にオススメです。

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